ボードテクスチャ
ドライボード
ストレートやフラッシュ以上になりにくいボード。K♡ 7♤ 2♧のようにスート(マーク/柄)がバラバラであり、ランク(数字)も離れている状態。役が完成しにくくドローが少ないのでブラフが起こりにくくポットは大きくなりづらい。ワンペアの価値が高くなる。ヒットしている場合は小さくCBを続けることでバリューを取ることを狙う。
ウェットボード
ストレートやフラッシュ以上になりやすいボード。10◆ 9◆ 8♤のようにスート(マーク/柄)が揃っており、ランク(数字)も連続している状態。ストレートドローやフラッシュドローの可能性が高くなりブラフが起こりやすくなる。ドローハンドが大きくなりやすいので、ベットする時は大きく打って相手を降ろすことを考える。
ハイボード
ボード上のコミュニティカードが比較的高いランク(数字)が揃っていること。10以上であることが多い。AがボードにあればAハイボード、Kがボード上で最高ランク(数字)であればKハイボードと呼ばれる
ローボード
ボード上のコミュニティカードが低いランク(数字)が揃っていること。
ボードテクスチャに応じた戦略
ドライボード
プリフロップからのレイザーが有利になる。自分のハンドがヒットしている場合は小さくCB(コンティニュエーションベット)を続けていくことで最大バリューを取ることを目指す。バリューターゲットはAハイか弱いペア。ドローが発生しづらい一方で、相手が降りずについてくる場合は何かしらがヒットしているかポケットペアか、その両方の可能性がある。
ベットサイズ
ウェットボード
ウェットボードではドローが多くターン・リバーで役が完成する可能性が高いことを踏まえてぷれいする必要がある。自分の役が完成していなければ、相手のベットに対してオッズが合っているかを考えながら適切な額でコールを行う。役が完成しており、ボード上のコミュニティカードから相手が自分よりも強い役が完成しそうなら大きめの額でベットして相手がコールするのにオッズが合わない状況を作る。役が完成しており、ナッツなら小さめのベットで最大バリューを取りに行く。
ベットサイズ
ハイボード
オーバーペアやブロードウェイのハンド、オリジナルレイザーに有利なボード。相手がUTGかそれに準ずるポジションで3bet,4betをしてきている場合は配られているハンドが強いことが見込まれ、コミュニティカードもヒットしてスリーカードやツーペアができている可能性も高い。自分がオリジナルレイザーの場合で、トップヒットかつキッカーも強ければCBを打ってバリューを取りに行く。オリジナルレイザーでヒットしていない場合であっても相手からみた自分のレンジは強いためブラフを検討する。
ナッツに近ければ小さめのベットサイズでバリューを取りに行く。ナッツではなくターン・リバーで相手の手が進む可能性がある場合は中程度のベットで弱いハンドを降ろしつつ相手のレンジを絞っていく。
オリジナルレイザーではないディフェンス側の場合、相手がCBを打ってくる時はルースなプレイヤーでなく、今後自分の役が進む見込みもなければフォールドする。オリジナルレイザーがブラフをしやすい環境でもあるためそれまでのプレイの傾向などからブラフであるかどうかを見極める必要がある。
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